待ちに待ったはずの夏休み。
だけど春から世間を騒がせている新型コロナウィルスの脅威は収まらず、今年はGWに引き続いて夏休みにもお互いの実家への帰省は見送りました。
だからと言って、どこにも出かけないなんにもしない夏休みも味気ない。在宅勤務のストレスに耐えながら一生懸命働いてきたんだから少しはリフレッシュしたいものです。
そこで、密にならないアウトドアアクティビティなら楽しんでもいいんじゃないかな。しかもトレーラーコテージなら隣のサイトとの距離もしっかり取れるし、トイレやお風呂も共同スペースじゃなく専用を使えるので他者との接触は最小限に抑えらるしね!
と、いうことで今年だけ1日ずれている“山の日”に行ってきたPICA富士ぐりんぱ。
結論から言うとめちゃ楽しかった!
コテージ泊だからテントこそ張らなかったけど、春のデイキャンプデビューから半年間かけて買い集めてきたキャンプギアやYouTubeで予習した知識を活かして、ごはんつくったり焚火したりしっかりキャンプしてきましたよ👍
夏休みは“NO密”コテージキャンプ@PICA富士ぐりんぱ
水ヶ塚公園と森の駅・富士山
ぐりんぱでトレーラーコテージ利用する場合、チェックインは14時からと比較的遅めなのですぐ近くにある森の駅富士山に寄り道。
富士山や自衛隊グッズなどの土産物店や、レストランなどが入っています。
この森の駅に隣接する水ヶ塚公園のなかに腰切塚という展望台があるらしいので、散歩がてらそこまで歩いてみました。
と、思ったら全然散歩のレベルじゃなかった💦
息を切らしながら到着したら富士山雲に隠れちゃってるしー😂
降りてきたら晴れてるし… でもさすがにもう1回登る気力はありません。
PICA富士ぐりんぱにチェックイン
14時ぴったりにPICA富士ぐりんぱにチェックイン。移動している間に辺りはまるで雲の中に入ったかのように真っ白になってしまいましたが、まずはめげずに記念写真。今回は妻も恒例のジャンプ写真にチャレンジ(笑)
PICA富士ぐりんぱは名前の通り遊園地のぐりんぱに併設されたキャンプ場ですが、水ヶ塚公園側(Yeti側)から来るとキャンプ場専用の入り口があって遊園地の駐車場料金が発生しません。遊園地と共通の入り口から入った場合に支払う1200円はフロントで払い戻してはくれるのですが、面倒なのでこっちの入り口から入ったほうがいいですね。
チェックイン前には宿泊者全員が検温して、手指も消毒してからゲストハウスに入ります。
売店ではPICAグッズや飲み物、食べ物だけでなく薪や炭も売っていました。意外とワイルドワンで売ってた薪とあまり変わらない値段かな?さくら薪となら薪が1000円、針葉樹の焚き付け薪は750円、PICAオリジナル炭は2.5kgで980円、高級なら炭は3kg 1400円でした。
PICA富士ぐりんぱは「グリーンエリア」と「パークエリア」に分かれています。今回ぼくらはグリーンエリアを利用しましたが、常設テントや電源付きサイトのあるパークエリアも快適そうでした。
今回泊まるのはトレーラーコテージ
こちらが今回の宿泊場所の「トレーラーコテージコンフォートB」。トレーラーコテージコンフォートにはAとBがありますが、位置が違うだけで設備はほとんど同じ。Aのほうがゴミ捨て場やゲストハウスに近いです。
BBQテラス付きのトレーラーコテージ。日除け、風除けもバッチリでテントもタープも要りません。しかもここは焚き火までできちゃうのです。炭火でのBBQはOKでも、テラスで焚き火ができるコテージはそんなに多くはないのでは?
コテージの中はこんな感じ。ダブルベッドがひとつと、ロフトにはマットレスが3つ、ソファもベッドになるので最大で6人が泊まれますが、ソファベッドは大分へたってましたね…
そして今回、コテージ泊にした最大の理由がバストレイ付きなこと!キッチンもあるので、チェックインしてしまえば共用スペースを使う必要がまったくありません。
ちなみに、テントサイト利用はGoToトラベルの対象になりませんが、コテージ泊ならキャンプも還付が受けられるはずです🤩
テラスからの眺め。サイトの向こうに遊園地ぐりんぱの観覧車が見えます。夜には遠くにふもとの街の夜景も見えました。
ほとんどのコテージは富士山は背にして配置されています。テラスが富士山のほうを向いているコテージもいくつかありましたが、角度的に富士山ビューは期待しないほうがいいかも。それでも、屋根の上にバルコニーがある「トレーラーコテージバルコニー」とかだったら見えるのかなぁ?
はじめての薪割り!
キャンプ場やコテージ設備を一通りチェックしたら、明るいうちに焚き火の準備をします。Amazonで買っておいたシースナイフ、やっと活躍する時が来ました(๑•̀ㅂ•́)و✧
実は最初に節のある薪を選んじゃって、割ることもできずナイフも抜けずで大分焦ったんですが💦その後はちゃんと薪割りできました。この割れたときのパカーン!って音が気持ちいいですよね。
だけどフェザースティックは難しかったなぁ。細く長く削りたいけど、どうしても勢い余ってしまう。買ったまんまで研いでもないナイフだけど、ちゃんと研いだら少しはやりやすくなるんだろうか🤔
さて、無事に火起こしもできたので次は夕飯の準備です👍
キャンプごはんをつくろう
徐々に陽も傾いてきて、そろそろ晩ごはんの準備。こんなアメリカンなBBQコンロ、はじめて使うよー!
今回、夕飯の主菜はキャンプ場のオプションを頼みました。ふじのくにポークを使ったハンバーグならぬ「トンバーグ」スキレットも貸してくれるので焼くだけです🙌
主食はメスティンで炊き込みごはん。サバの味噌煮としめじを散らして、固形燃料に火をつけたらほったらかし炊飯。サバの煮汁も入れたから水は米1合に対して普通に200ccでいいかと思ったんだけど、ちょっと炊き上がり固かったかなー。
コロナのバカヤロー!と叫びながら、コロナビールで乾杯🍻 ツマミとかも色々持ってきたんだけどすっかりお腹いっぱいになっちゃって、全部持って帰ることになっちゃった😅
そう、夜キャンプは初めてだったので灯りが足りるかも心配だったのですが、Amazonで買ったUSBランタンもダイソーで買った300円ランタンも十分に照らしてくれました。ただねー、明るくすると虫が寄ってくるというジレンマ😂
まったりと焚き火にに癒されるはずが…
食事の後はまったりと焚き火タイム。テレビもない夜のキャンプ場、炎を眺めながら夫婦でゆっくりと語らい…
のはずが…ランタンの光に誘われてきたカナブンやらアブやらと格闘することになっちゃって、全然ゆっくりできず…😂 標高1200mのぐりんぱ、あんまり虫はいないと思ってたんだけどなぁ…
たしかに蚊はほとんどいなかったんですけどね。アブ、カナブン、ハエ、キリギリスなんかは結構出ました。こういう虫には蚊取り線香やベープは効かないのかな。
富士山を見るなら早起きしよう
1日目はお昼に水ヶ塚公園でちょっと見えただけだった富士山。翌朝7時くらいに起きると、その雄大な姿をハッキリと見せてくれました。
コテージの場所からだと木に隠れちゃってあんまり見えないかな。ベストショットを求めて少しキャンプ場内を散歩してみます。ひとんちのテントを構図に拝借していい感じの写真を撮っていきます(笑)
角度的には、グリーンエリアよりもパークエリアからの方が富士山がよく見えるのかな?ここでもひとんちのテントを構図に拝借。Snow Peakがやっぱり人気ですねー。
昨日あんなに背景がまっしろだったこの看板も、ほらこの迫力!チェックアウト時まで晴れてたら、記念写真リベンジしたいなーと思ってましたがこのあとすぐ曇っちゃいました。夏は朝のうちしか富士山は見れないようです。
朝食は定番のホットサンド
コテージに戻って朝ごはん。キャンプの朝食といえばやっぱりホットサンドですよね。これは家でもう何度もつくってるので手慣れたもんです✌️
PICA富士ぐりんぱのチェックアウトは11時。食後のコーヒーでも飲みながらゆっくり朝の時間を過ごす…わけにもいかず、片付けてクルマに積み込んでたら結構ギリギリになってしまいました。
なんでいつもこうなるんだろう🤔
チェックアウト!
また来るよ、ぐりんぱ!!
というわけで、春の朝霧ジャンボリーでのデイキャンプデビューから5ヶ月。近所の河原でのBBQを挟んで、やっと夫婦で初のお泊まりキャンプとなりました。
これだけ標高が高いところでも、やっぱり夏は虫が出る🐝妻は虫が苦手なので、春とか秋とかもう少し季節をずらしてキャンプしたいなと改めて思いました。まぁ、今年の4月、5月は外出自粛だったから仕方ない。
でも総じて楽しかった!また来るよ、ぐりんぱ!!
今回活躍したキャンプギアはこちら
TRUSCOのトランクカーゴ
30Lと50Lのどっちを買おうか迷っていて、最初30Lを買ったんですが結局50Lも買い足しちゃいました。キャンプに行くときにも、家の中で普段キャンプ道具を収納しておくにもどちらでも使えます。いざというときには椅子にもなる優れ物。
ただ最近気付いたのですが無印良品で全く同じものが「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」という名前で売っていて、そっちの方が安いんですよね… まぁ無印のは色が真っ白なのでキャンプに持ってくにはオリーブ色のこっちの方が合うもんなと自分な言い聞かせています😅
カインズの折りたたみコンテナ
コテージ泊ならそんなに荷物は多くならないかと油断してたら全然そんなことなかったので急遽買い足しました。折りたたみコンテナはいろんなところで売ってますが、Lサイズでも1000円を超えないカインズがコスパ◯でした。
この中に、さらに小さな折りたたみコンテナや100均の収納ボックスを入れることで小物を整理して持っていけます。
積み重ねることができるので、ノートのラゲッジスペースにもぴったり👍
MOSSY OAKのフルタング シースナイフ
定番のモーラナイフと迷ったのですが、薪割りするならやっぱりフルタングでしょ!と思ってAmazonのタイムセール時に購入。
フルタングとはこうやってブレードから柄の部分までずっと金属が繋がっている構造のこと。ガンガン叩いても刃の部分だけすっぽ抜けちゃう心配がありません。
ワークマンの革手ぶくろ
今回、一番大当たりだったのはこのアイテムかも。革手袋はキャンプのときに限らずBBQでも持っていた方がいい必須アイテムですね。
焚き火の火を弄るときにはもちろんですが、ナイフを使うときの保護手ぶくろだったり、熱々のスキレットを持つときにはミトン代わりになり、あとテラスに飛び込んできた虫を掴んで追い出すときにも重宝しました(笑) いや、男子も虫を素手で掴むのはちょっと気持ち悪いんでね😅
アウトドアショップだと安くて2000円くらいする革手ぶくろもワークマンなら200円くらいからいろんな種類があります。ぼくは水色の手袋よりは茶色い方が雰囲気がいいなぁと思って、800円くらいのやつを選びました。
SUNDRYのメスティン
本家トランギアのメスティンは相変わらず品薄状態、ニトリのメスティンも売り切れ…というときにワイルドワンで見つけた知らないブランドのメスティン。大きさはトランギアのとほぼ一緒です。
こちらには目盛りがついていますが、あんまり正確じゃない気がする…🙄 1合の米と200ccの水を入れてもこの線より下なんだよなぁ。普通のメスティンと同様に“リベットの下”と覚えておいた方がよさそうです。
今にして思えばこのとき一緒に売ってたラージメスティンも買っちゃえばよかった。あれ以来どちらにも出会えてませんが、SUNDRYのはAmazonでそこそこの値段で購入可能です。
Moon Lenceのアウトドアチェア
ヘリノックスのパチモン、いわゆる“パチノックス”の代表格。そりゃぼくも先駆者をリスペクトして本物を買ってあげたいですが、なんせ値段が3,4倍違うので…
それにしてもこのタイプのアウトドアチェアは本当に革命です。たたむとこんなにもコンパクト。今までのアウトドアチェアってちゃんと背もたれが欲しいなと思うと収納時に邪魔なでかいヤツしかなかったんだよね。これならクルマにいつでも積んでおけます。
BRISIEのLEDランタン
これも相当早いうちから買ってあったんですけどね。ようやく活躍のチャンスを得ました。光量が少し物足りないかと思ってましたが、テーブル上で使うにはむしろこれくらいがちょうどいい。
もっとバッテリーが大きいものもありますが、日暮れから就寝までライトとして使って、余った電池でスマホを充電するのにこれがちょうどいいサイズです。
キャプテンスタッグのホットサンドメーカー
ホットサンドメーカーもいろんなタイプがありますが、簡易フライパンにも使えるフラットなやつを選びました。ツイッターでリロ氏の影響をモロに受けて、家でも大活躍です。
パンに可愛い焼き色がつくタイプとか、端っこをプレスしてカリカリにしてくれるやつとか、真ん中に折り目をつけてくれるやつとか、見てると色々欲しくなりますね。
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