庄内地方で勇者ヨシヒコの墓参りを済ませたら、再び仙台へ戻ってきました。
山形旅行3日目は山形市から少し北上して東根市と天童市を回ります。
GW2018 山形県縦断の旅④ 村山後編〜山形・東根・天童〜
山形まるごと館・紅の蔵
山形市を出る前にホテルのすぐ近くにあった「山形まるごと館・紅の蔵」でお土産を物色。
こちらはかつて紅花産業で栄えた商家の蔵を改装してお土産屋さんやレストランになっています。
こんなレトロな雰囲気でお食事することも可能です。
無料のレンタサイクルもあってさらに利用者用の駐車場まであるので、車で来た人でもここを拠点にして自転車で市内散策を楽しむこともできます。
古民家でいただく郷土料理・梅ヶ枝清水
さて山形市を後にして、次に向かったのは東根市の郷土料理屋さん「梅ヶ枝清水」 これで「めがすず」と読むそうです。読めない。“枝”の要素どこいった…?
蔵のある由緒正しそうな古民家を改装したこのお店、観光バスの団体さんも来るほど中は広い!なんだかおばあちゃん家に来たみたいでのんびりしちゃいますねー。ばあちゃんちこんなに広くないけど。
ゴールデンウィークですから、りっぱな五月人形も飾ってありました。
頂いたのはお姫様膳。お値段2160円。さくらんぼ生産量日本一で有名な東根市ですが、実は江戸時代から製麩業も盛んだったそうで郷土料理は生麩のずんだ和えにお麩の昆布巻き、
そしてお麩のステーキとお麩尽くし!お麩って蒸し焼きにしてソースをかけるとハンバーグみたいな食感になるんですね。知らなかったなー!
蔵の裏手にあるこれが梅ヶ枝清水の由来となった伝説の池?昔、梅ヶ枝という名前のお姫様が亡くなった殿様の後を追ってこの池に身投げをしたそうです。姫を弔うお地蔵様が見えます。
源泉掛け流しのポケットパーク足湯
梅ヶ枝清水でおなかがいっぱいになったら、すぐ近くのさくらんぼ東根温泉へ。温泉街の一角には無料で利用できる足湯があります。
このこびりついた湯の花に感じる源泉掛け流し感!
お湯の温度は若干熱め。10分も浸かっていると足首から下は真っ赤になって全身ポカポカになります。
東根市のイメージキャラクター タントくん
江戸から続くお麩屋さん・文四郎麩
東根市の六田地方に江戸時代から続くお麩屋さん、文四郎麩へ。奥にはお麩料理がいただけるレストランもあります。このお向かいにも大きなお麩屋さんがありました。
お麩ってどうやってつくるのかあまりよく考えないで食べていたけど、小麦からタンパク質成分のグルテンを取り出してつくるんですね。だからさっき食べたお麩のステーキみたいにフェイクミート食品にもなるのかー🤔
お店に入ったらお麩の煮物にお麩のからあげ、お麩かりんとう、お麩の佃煮とたくさん試食させてもらっちゃいました。お茶まで頂いてなんだか申し訳ない😅
試食メニューを見たらわかるように、伝統的なお麩の製法を守りながら様々な新しいお麩料理を提案している文四郎麩さん。妻はお麩のかりんとうを気に入ってお買い上げ。
お麩でつくった「うなぎもどき」ってテレビかなんかで見たことある気がする!ここの商品だったのかー。
あ、タレは静岡産なんですね。そこは鰻の本場のやつを使うわけですね!
と、お麩三昧な1日を過ごしてこの日は天童市内のビジネスホテルにチェックイン。
道の駅・天童温泉
福井県あわら市における「ちはやふる」のように、「3月のライオン」推しが止まらない天童市。
そんな天童を旅立つ前に道の駅・天童温泉でお土産をどっさりと買い込みます。
天童温泉という名前の道の駅ですが、駅内にあるのは足湯だけ。日帰り入浴施設もこのすぐ近くにあるので道の駅で情報収集しましょう。
足湯に浸かりながら1本100円のたまこんにゃくをもぐもぐ。たまこんにゃくはだいたいどこで買っても100円で3個付きのところが多いのですが、ここは4個ついてました。お買い得です(でも写真撮る前に食べちゃった💦)
つや姫だんごは1本300円。焼き立てにみたらしのタレをかけてもらってモチモチと美味しかった!このあと、たんまりとだんごを食べることになるのですが…
さて、山形市周辺の村上地方エリアの観光はこれくらいで切り上げて、ここからは再び北上。最上エリアを目指します。
東海・関東はかなり大荒れなお天気だったみたいですが、この旅ではホテルに泊まってる間や車で移動している間に降ったものの、雨で行きたいところに行けなかったというのとはなかったのでよかったですo(^-^)oラッキー♪
最上編へと続きます!
旅のスタートはこちら。
参考記事
郷土料理「梅ヶ枝清水(めがすず)」
http://megasuzu.com