日曜の夕方、アメリカの高級スポーツ電気自動車・テスラ モデルS(http://www.teslamotors.com/jp/models)に試乗する機会を持てました。
LEAFには乗ったことあるけど、EVのスポーツカーってどんなだろう?と東京モーターショーで見たときから興味があったのです。
運転席に乗り込むと、まず目を引くのがでっかいディスプレイ。ナビも、オーディオも、エアコンやライトや窓の開け閉めまでこのタブレット端末みたいなタッチパネルで操作できるんだとか!すげー、未来的ー♪ でもちょっとインターフェースのデザインが垢抜けてないかなぁ。
変速機はなくて1速だけの減速機とは機械的には繋がっておらず、電子的に繋がってるのでシフトレバーがこんなちっちゃい。時代はぐるっと回ってまたコラムシフトに戻るのかな(笑)
で、乗るとこれがバカっ速い。バッテリーがLEAFの3倍も積まれていて、車重が2100kgもあるのにちょっとアクセルを踏むだけでグングン加速する!登り坂なのにエンジン音が吹けることなく加速してくのって不思議な感じですねー。高速道路も試乗させてもらったのですが、ちょっと混んでたのもあって怖くて踏めなかったな。スピードが出てもロードノイズが小さくて新幹線に乗ってるみたいな感覚でした。
LEAFとの大きな違いはV8エンジン並の太いトルクと、そして割り切ってあえてブレーキペダルと協調させなかった回生ブレーキ。アクセルペダルを離すだけで強烈なエンジンブレーキ(エンジンがないからそうとは呼ばないけど)がかかって充電されながら減速するので、なるべくブレーキを踏まないで運転するのがエコドライブのコツ。最初は戸惑いましたが、慣れると止まるとき以外は全然ブレーキを踏まずに運転できてこれもなかなか楽しかった!
バッテリーは床一面に敷き詰められているので重心がすごく低く、モーターは後席下に収まってるミッドシップレイアウトの恩恵か、ハンドリングがすごくしっとりとしてロール感がなかったのも好印象でした。
パワートレインは前後タイヤの間に収まってるので、見た目スポーツカーでも収納スペースはたっぷり。前のボンネットを開けてもエンジンはなく、中型スーツケースくらいなら入りそうな空間がありました。
とまぁ、こんなクルマが800万円台後半から買えるそうです。思ってたより安い!?いや、もちろんぼくにとっては超高いですけど(笑)BMWやポルシェやGT-Rを買おうとしてるひとは「アリ」なんじゃないかなー?。なかなか面白い体験ができました、付き合ってくれた妻に感謝です(^-^)/