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地元民が薦める!静岡市周辺の絶景富士山スポット5選

2019年、あけましておめでとうございます。お正月にはだいたい清水の実家に帰省して年1回の家族写真を撮り、富士山を拝むのが恒例となっているひろです。

今回はそんなぼくがオススメする静岡の絶景富士山スポット5選をご紹介します。こういういかにもブログタイトルっぽいタイトル、一度つけてみたかったんです(笑) メインブログ のフットサル記事の方ではなかなか使う機会がありませんのでねぇ…

少し長めの記事になりますので目次です。お目当てのスポットがあればクリックしてもらうと一気にその場所へ飛びます。

掲載されている写真は下手くそながらすべて筆者本人が撮影したものです。適切な“引用”は歓迎しますが、無断での“転載”はご遠慮ください。


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地元民が薦める!
静岡市周辺の絶景富士山スポット5選

東名高速 富士川サービスエリア


知ってる人にとってはまったく当たり前で今さらな場所かもしれませんが、静岡に来たことがなかったり東名高速をあまり使う機会がない人にとっては「どのサービスエリアから綺麗に富士山が見えるのか?」って意外とわからないんですよね。

ぼくももう10年以上前の話ですが大学時代に他県出身の友人たちと浜松から東京までクルマで出掛ける機会があったときに「富士山を見たい」とリクエストされていたにもかかわらず、休憩したのが日本平PAと足柄SAで非難轟々受けました。当時は免許を取ったばかりで高速もあまり使わなかったから、地元民でもどのサービスエリアがベストスポットかわからなかったんですよね…σ(^_^;)


富士川サービスエリアのいいところは上り線でも下り線でもちゃんと富士山を見ることができるところです。最初の写真が下り線からの眺めで、こちらは上り線、SAと併設されている道の駅「富士川楽座」からの眺望です。構図の中に高速道路の橋が入ったほうがいいかどうかは好みがわかれるところでしょうか。

上り線には2017年2月に富士山展望観覧車「Fuji Sky View」もオープンしました。夜にはライトアップもされますよ!



また、下り線のサービスエリアも富士山を望みながらコーヒーを楽しめるスターバックスコーヒーに加えて、2017年11月にフードコードがリニューアル。


一面ガラス張りになり、家族で食事をしながら富士川の向こうにそびえる富士山を楽しむことができます。

最近では静岡県を通り過ぎてしまうひとは新東名を利用することが多いかと思うのですが、どうせ静岡を通るならついでに富士山を見たいという場合はぜひ東名高速道路を通ってください。大事なことなのでもう一度言います。富士山を見たいなら新東名より東名高速です。

富士川SAは上りも下りも一般道からも行くことができます。

Google Maps


世界遺産 三保の松原


2013年に富士山とともにユネスコ世界遺産に登録された三保の松原。「日本新三景」や「日本三大松原」にも数えられる静岡市屈指の景勝地です。お正月には参道は大渋滞になりますのでご注意を。

富士山写真を撮るときの注意点は、駐車場から松原に入ったところから少し富士山の方向へ歩くことです。入ったばかりのところだと画面の半分以上を真っ黒な砂浜が占めてしまいあまり良い構図になりません。砂浜を歩くのはちょっと大変ですが少し歩くと、浜があって海があって松原があって、さらにその奥に雄大にそびえる富士山が1枚に納まります。

これはブラタモリで見た内容の受け売りなのですが、平安時代は三保半島は陸と繋がってなくて島だったんだそうです。京の都から舟で富士山を目指すと、駿河湾に入ったそのときには島があり、その向こうに海があり、さらにその先に富士(仏)がそびえるこの景色はまさに極楽浄土の光景そのものだと有り難がられたそうです。

初日の出スポットとしても有名ですが、方角的にこの場所からは“富士山の脇から上がる朝日”は見ることはできません。というか、静岡県側にはそんなスポットはないのかな?

Google Maps


歌川広重も描いた 薩埵(さつた)峠


三保の松原の景色もそうなのですが、この薩埵峠からの眺めも歌川広重が「東海道五拾三次之内」に描いたことで有名です。ただ、その名の示す通り旧東海道沿いにありますので行くのはなかなか大変。細い峠道を抜けてせっかく行ったのに、この写真のように雲がかかって富士山が見えないなんてことになったら大変残念です。はい、それはぼくです。


賢明なあなたはそうならないように、この薩埵峠ライブカメラでお天気をチェックしてから出かけましょう。いや、実際に行かなくてもこのチャンネルで四季折々表情を変える富士山と駿河湾、そして日本の大動脈・東名高速道路を時々眺めてみると面白いですよ。

http://mtfuji-live.jp/
実際に行きたくなったらアクセス方法はこちらのサイトでチェック。駐車場から展望台までは数分歩きますので、冬場は暖かい服装と歩きやすい靴で出掛けてくださいね。

Google Maps


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新名所・日本平夢テラス


2018年11月に日本平山頂にオープンした新名所「日本平夢テラス」


富士山はもちろん、静岡市全体を見回せる360°パノラマはここだけの絶景です。


建物の中には富士山ビューを楽しみながらお茶やコーヒーを頂けるカフェも入っています。オープン直後のお正月に行ったら大混雑でしたが、そろそろ落ち着いてきたかな?

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穴場・日本平ホテル庭園


日本平山頂はお正月は「日本平夢テラス」や徳川家康公を祀った「久能山東照宮」への初詣客でたいへん賑わいます。その混乱を横目に抜けていく日本平ホテルはそういう意味ではちょっとした穴場です。


山頂駐車場に停めきれなかったクルマの臨時駐車場にもなっているホテル駐車場に停めて、他の人たちと逆方向へ。こちらの庭園やロビーは宿泊客でなくても利用することができます。もちろん人は多いですが大混雑というほどではなく、雄大な景色を前にゆったりとした時間を過ごすことができてオススメです。


ラウンジは全面ガラス張りになっているので暖かい室内でコーヒーとケーキを食べながら富士山を眺めることができます。県外から遊びに来た友人とここでお茶なんかしたら喜ばれそうですね。


先に紹介した「日本平夢テラス」との位置関係はこんな感じです。一番下にあるのが「日本平ホテル」で、富士山も地図の下方向にあります。


もちろんホテルですから泊まることもできます。ヒルサイドとシーサイドでは当然料金が異なりますが、海側のお部屋からはこの写真のような景色を誰にも邪魔されずに楽しむことができます。真東はもう少し右のほうにずれますが、きっと初日の出も部屋から見えるんじゃないかな。


おまけ・静岡大橋からの眺望


これはもしかしたら静岡市の安倍川以西に住んでいるor住んでいた人達しか共感いただけないかもしれませんが…(^^;

ぼくは高校時代、毎日自転車でこの橋を渡って学校まで8kmの道のりを通っていました。時には目が開けられないほどのからっ風に逆らいながら、冬は本当に寒かったですがこの富士山を眺めながら頑張ったものです。

静岡大橋は安倍川にかかる一番新しい橋です。堤防の上に乗り上げてかかるため結構な高さがあり、川の周りには大きな建物は少ないので景観としては本当に悪くないのです。ただ、車を運転しながら写真を撮ったりするのは危険なのでおやめくださいね。

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おまけ・我が実家から望む富士山


で、こちらは本当におまけ。電線がちょっと邪魔ですが「いつでも富士山を望める家」っていうのは数少ない我が実家の自慢です。


いかがでしたか?富士山はやはり静岡人にとっての原風景。こころの故郷だなぁ、と大人になって帰省するたびに思います。静岡に遊びに来たひとたちにもぜひこの素晴らしい景色を楽しんで、そしてインスタにアップして「いいね!」をたくさん獲得して欲しいです。

今回の記事は「自分で撮影した写真がある場所」にこだわったため5選に留まりましたが、機会があれば情報を増やしていって7選10選と更新していきたいと思います。ちょっと場所が清水区サイドに偏っているので、葵区や駿河区のオススメビュースポットをご存知の方はぜひ教えてください。


参考記事

道の駅富士川楽座公式サイト
http://www.fujikawarakuza.co.jp

羽衣の松と三保の松原 清水海岸ポータルサイト
https://shimizukaigan.doboku.pref.shizuoka.jp

薩埵峠 富士山ライブカメラ
http://mtfuji-live.jp/

日本平夢テラス
https://nihondaira-yume-terrace.jp

日本平ホテル公式サイト
https://www.ndhl.jp

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