【2015年・試乗記録 11/10】日産 スカイライン・ハイブリッド
発売当初、日本では「ハイブリッド専用車」になってしまったスカイライン。お値段も450万円からでなかなか手の届かない高級セダンになってしまいました…
そういうわけで“スカイラインとして”と枕詞がつくと賛否両論ありそうですが、一台のFRスポーツセダンとして乗るとなるほどなかなかいいじゃないですか。 フーガから熟成を重ねた1モーター2クラッチのハイブリッドシステム、世界初採用のステアバイワイヤー、アクティブノイズキャンセラーなどの先進装備満載で、なかなか静かにしっとりと走ってくれます。
ステアバイワイヤーなんてドライバーにとって本当に価値があるのかなー?なんて思ってましたが、ハンドルがほとんど振動しないし直進安定性が素晴らしい。なるほどこれは高速の長距離ドライブでは疲労度に結構差が出てきそうですね。
ツインディスプレイには思ったより色々な情報が映しだされてなかなか面白いです。とくに興味深かったのは燃費だけじゃなくて、前後左右の加速Gが表示されるモード。この玉がなるべくフラフラしないように意識すると、同乗者を酔わせないスムーズな運転ができそうですね。ドライブモードセレクターも結構はっきりと性格が変わってこれも面白い。ま、こういう機能って最初はガチャガチャやるけどすぐにめんどくさくなってほとんど使わないんでしょうけどねーσ(^_^;)
ダイムラーの2リットルダウンサイズターボエンジンを積んだモデルも、機会を見つけて乗ってみたいと思います。