【2015年・試乗記録 4/10】FORD Escape
初代Escapeといえばフォードとマツダが共同開発し、マツダからはトリビュートという名前で売られていました。この3代目からは、欧州フォードの開発でちょっと垢抜けた「クロスオーバーSUV」に生まれ変わり日本ではフォード・クーガという名前で売られています。乗ったのはアメリカ仕様のEscape 1.6Lエコブースト。
ヨーロッパでは当たり前となった「ダウンサイジングターボ」をアメリカにも展開してくるにあたって、どんな感じになってるか？気になって試乗してみましたが、やはりカタログに書いてある出力トルクは2.5Lエンジンを上回っていても、発進加速性能はやはり物足りないなぁ。アクセル全開にしても出だしは鈍かったです。ま、もちろん普通に乗る分には必要十分だと思いますが。
しかしFORDの内装はなかなか個性的で面白い。なんというか、インパネ周りもロボット的というか。驚いたのは助手席ドアノブあたりにサイドカメラのディスプレイがあるところ。え～、こんな視線移動の大きいところに？って思ったけど日本の道路で左ハンドルを運転するにはこいつはかなり重宝しました。ガソリンの給油口も蓋を開けずにノズルを突っ込める仕組みになってて、これも初めてみたなぁ。やっぱり海外のクルマは日本のソレとは違うところが多くて面白いですね。