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【読書記】統計学が最強の学問である/西内 啓

会社の図書館で借りました。

一応理系のくせにずーっと数字が嫌いでした。今でも嫌いか。「統計学」もあんまりちゃんと勉強してこなかったしちんぷんかんぷんでしたが、ひとの感情・感覚をなんとなくではなくきちんとデザインするには知っといた方がいいんだろうなーって最近思い始めました。

この本のテーマもまさにそれで、ITの発達により統計学はあらゆる学問や業種をまたいで横断的に活用される基礎的な道具になりつつあると説いています。21世紀を生き抜くには「統計リテラシー」を持つことが不可欠だ、と。

それ自体はぼくも同意で、1から3章くらいまでは統計学の発達の歴史とそれが社会にどう貢献してきたかを実例交えて物語的に綴っているので面白く読み進められましたが、4章くらいからは難しい話になってきてキツかったなー。それでも頑張って読み切った感想は「うん、概念はなんとなくわかったけど実際にやってみないとわからない!」でしたσ(^_^;) それでも、統計学というものに対して「なんだか細かくて難しくてよく分からないもの」というイメージからは一歩抜け出せたかな。

そんな感想に応えるかのように、統計学が最強の学問である[実践編]という本が既に出てるみたいです。でも、先に読むならこっちかな。同じ著者の、「遠藤保仁がいればチームの勝ち点は117%になる データが見せるサッカーの新しい魅力 」 レビュー評価はいまいちみたいですけどね(笑)


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