ひろろぐ

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【読書記】とまらない/三浦 知良

2014年も半分を過ぎ、7月ももう半ばを過ぎているというのにやっと4冊目!?やばーい(;´Д`) 消費増税前に読みたい本だけは買い漁ってあるのでそろそろまたペースをあげなきゃ!ってことで出張の電車移動中に読破。

前著作で「やめないよ」と宣言した2011年からはや3年。キングカズこと三浦知良選手は未だ「とまらない」。日本中が心を傷めるなか、復興支援チャリティマッチで劇的ゴールを決めた2011年、ぼく自身も代々木とタイで目撃したフットサル日本代表にチャレンジした2012年、調子の上がらないチームのなかで変わらないために変えることを考え続けた2013年。

自分としてはやはりフットサル日本代表をやってたときの話が気になるけれど、2週間に1回のコラムなのでそこまで多くは語られず。ただ、その中のカズ独自の「責任感」が印象に残りました。

責任ってなんだろう。結果がでなければ「すみません」と謝ること?「もうフットサルはやりません」と辞める? 違うはず。全力を尽くすことが責任を取ることとぼくは思う。勝っても負けてもそれをやる。

似たことを2011年にも書いています。プロだから結果が出なければ批判される。自分の力のなさを認める。でも、「結果が出なくてすみません」ということはない。プロが謝るときは、試合に向けての準備を怠ったときだけ。

僕のサッカー人生に「すみません」の文字はない。

とまでカズは言い切ります。

プロだから結果がすべて。それはその通り。そうなんだけど、相手のあるサッカーでは結果はコントロールできない。自分でコントロールできるのは練習、試合への準備、結局そこだけ。自分のできるすべてを費やして準備してきた以上、結果が出なければそれが自分の実力。批判は受け入れるけれども、謝るということはしたくない。


はぁー、かっこいいなぁ。結果がでなかったときに、「結果は出ませんでした。でも、謝るべきことはありません。」そんなこと言えるような仕事、してるかなぁ。あれ、でもきっとカズさんもそんな言い方はしない気がするぞ…? うーん…カズイズムの体得は難しいσ(^_^;)


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